日本のクレジットカードからの海外キャッシングだと、海外のATMから現金(現地通貨、韓国ならばウォン)が引き出せる! 国際対応の銀行カードよりも汎用性が高いのでいざという時に。
楽天カードのキャンペーンを見ていたのですが、海外キャッシングの活用法について書いてあって、ふーんと改めて思ったことがあるので書いておきます。
基本的にはキャッシングというのは、多くのカードで高めの利率で設定されているので、利用しないで済ませられるんだったら使わないほうがいいです。ただ、海外では日本の銀行カードでの現地通貨現金引き出しは裏面にPLUSまたはシーラスのマークがある国際タイプでないと利用できません。さらに、ATMも国際対応のものに制限されます。時折こういうATMが使えないというトラブルに遭遇するのですが、そんなときはカードキャッシングにすると、コンビニや駅付近にあるものなど多くのATMがあちらからみて海外カード(日本のカード)に対応しており、案外楽かもしれません。
後述する楽天提供の表によればですが、たとえば日本円にして50,000円を利用する場合 韓国ウォンにした場合に(仮に楽天の計算では)ウォンへの(空港や銀行での)両替手数料が5,752円となっています。実際ここまで両替手数料張るのか? という疑問はありますが、備考欄を見るとVISA/JCB/Masterの為替レートを1ウォン0.1円としている場合で、銀行両替レートを1ウォン0.113円としている場合(10月5日のレート)の計算のようです(それでも疑問はある)。
で、海外ATMで現地通貨で楽天カードのキャッシングを引き出した場合、通貨に関わらず手数料は955円(ATM手数料と利息含む※30日後に返済した場合。内訳:利息739円+ATM利用手数料216円/回)と、5,752円が仮にかかる両替手数料よりも安いでしょ、としているのです。(以下の表は楽天カードのキャンペーンページから部分引用)
最大に得するコツは帰国後すぐ「振込手数料無料」の銀行から引き落とし日より前に返してしまうこと
ここで、気を付けたいというか、書いてないこととしては、確かにケースによっては両替よりキャッシングのほうが手数料面では得になる場合もありますが、使った後漠然と30日近く引き落とし日を待つって損でしかないです。
実際は旅行から帰ってきて即返ししたほうがずーっとお得なわけです。日本に戻ってからカード裏にあるコンタクトセンターに電話をして、「海外キャッシング分を即返済したいので振込口座を教えてくれ」といって、「明日(あるいは今日)返済する場合の総額を教えてください」と聞いて、振込料無料のネットバンクから払ってしまえばスッキリするわけです(時間帯によっては(14時台等)翌日振込になって利息が変わってしまい、総額が不足することがあるのでそれだけ注意してください)。
僕も海外キャッシングについては、どうにも海外で持ち金が足りなくなった場合のみやりますが、国内に戻ってきたらこの方法ですぐにクリアにします。
別にカード会社への支払を1か月待ったところで、現在楽天カードの海外キャッシングは1回払い扱いなので(自動リボになるわけではなく、どうしてもしたい場合は「あとからリボ」でする)そんなにアコギなことはしてこないのですが、ついでに「海外キャッシング」の引き落とし後ではなく(早く払ってしまうと対象にならない可能性があるので)引き出し自体を対象とした全員キャンペーンがあるときにキャンペーン参加すれば(抽選の場合もありますが)ポイントがもらえたりして、さらにお得になりそうです。