韓国LCCジン・エアーのトラブルで、今後格安航空はどう利用するべきか?

jinair
2016年1月3日午前、フィリピンセブ島発釜山行きの大韓航空系LCC「ジン・エアー」機のトラブル(ドアが半開きのまま40分飛行した)が発覚した。客には別状はなかったが、音がうるさい、頭痛がしたという苦情が出ている。このような問題が起こったことから、原因究明とは別に韓国国土部から韓国LCC6社の安全管理点検、規定遵守の可否の点検が行われることになった。
というのは昨年末、2015年12月23日には金浦空港からチェジュ行きのLCC済州航空でも機内圧力装置の異常があったことから連続しているということで、韓国国内では格安航空の整備を強化すべきという意見が強くなっている。
中央日報によれば以前2014年にはティーウェイ航空が非常口に15歳未満の乗客を置いて摘発されたという(非常口前は基本的に、非常時に手伝える年齢の人を配置することとなっている)。2013年にはイースター航空が超過勤務で問題となっていた。
これらの問題が各社で連続していることから、今後整備は強化されていく可能性が高い。点検はみっともない事態ともいえますが、逆にいえば点検により今後の安全改善が進むということなので必要以上に格安系を避ける必要はないと思われます。
「ナッツリターン」で体制が問題となった大韓系のLCCがこのような事件を起こしていることについてはまったく問題だと思いますが…。
LCCで心配があるようであれば、アシアナ・大韓などの韓国大手航空会社、韓国系はなあというのであればJAL、ANA、ピーチ(ピーチは関空・那覇便)などを利用する、また米国系でも就航しているものがあるので(デルタ・ユナイテッド等)そちらを利用するなど選択肢はいくらでもあります。
当サイトでもLCC事情については注視していきます。

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