LCCで韓国旅行に行くときの注意点

LCCで韓国旅行に行くときの注意点
Photoby 中岑 范姜 From Flickr PhotoLicense CCBY-SA2.0
LCCの多くが(一部は別ターミナルなので注意)乗り入れている成田空港のLCC用第三ターミナルへは大変距離があります

LCC(格安航空会社)で旅行に行く前にチェックしておきたい点とは

韓国にLCCで旅行に行くのはすでにフツーになりつつあるかと思います。理由としては韓国はフルサービスキャリア(大韓航空・アシアナ航空など)よりもLCC(ローコストキャリア)のほうが多いことが理由です。(通常使用するもので日本との間に就航しているものだけでも、チェジュ航空・イースター航空・ティーウェイ航空・ジンエアー・エアソウル・エアプサンと恐ろしく選べる)

ただ、韓国のLCCは極端で、セールで捨て値の(500円や1000円など)販売も当たりまえですが、一方で混んでいる時期にはフルサービスキャリアとほぼ変わらない料金のときもあり、安くない! LCCなのこれ? と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。需要予測変動運賃、あるいは類似の制度を採用している場合、日本のアパホテルと同じで、「需要の高い時期には高い値段になるという」こともあるんですよね。

まずみなさんにチェックしておいてもらいたい点としては、以下のいくつかがあります。

重要:早めに空港についておくこと

成田空港第2ターミナル Photo by Cheng-en Cheng From Flickr (CC-BY-SA2.0)
※成田空港の場合、多くのLCCは駅直結でない第3ターミナルなので早めに行くことが必要

理由1 まずLCCの乗り入れている乗り場が遠い

LCCの乗り入れている場所はたいがい遠いです。理由は、空港の建物をLCC用にする(ボーディングブリッジを省略し、歩いて降りるような簡易なタラップを使い、建物もプレハブ調などの簡易な建物とする)などで、空港自体の施設使用料を安価にしてもらっているからです。たとえば成田空港の第三ターミナルは、結構な距離があって20分くらいかかります。このへんの施設内の移動時間もコミで考えておかないと、乗り遅れる可能性があります。

何を当たりまえ、という声も飛んできそうですが、LCCの場合は通常よりも早めに空港についておいたほうがいいのです。なぜかというと、

理由2 フルサービスでないので、時間が迫った人に対応してくれない

といったことがあるからなのです。そうでなくても、多くのLCCは既存の航空会社よりも後発参入のため、空港ではよいゲートが取れず、搭乗口がものすごく離れていてバスで行かなければならないなんてこともあります。当然ながら時間きっかりの締切で切られてしまうわけですね。それも、普通の航空会社よりかなり早めの締切で。フルサービスキャリアの場合、時間ギリギリの場合でも、係員から呼び出しがあったり係員がゲートに連絡をとって乗せてくれたりすることがありますが、LCCはシビアに「乗れません」となることが多いです。

例外 逆に、早く来たはいいが機材が到着していないなんてこともある。それがLCC

上記1、2の理由で、空港には早く来るに越したことはないのですが、一方で、LCCは定時運航率が悪いイメージがありますね。なぜLCCの飛行機は遅延がちかというと、機材を到着したら降ろして即(間をあけずに)次の便に回したりしているから、前の空港からなんらかの理由で機材が遅延したときに、そのまま後の便も遅延してしまうのですね。なので、LCC利用の場合、気持ちに余裕を持つことが必要となります。

重要:手荷物預かりの容量を確認しておく

LCCであっても、それなりに手荷物預かりをしてくれる場合もあります。しかし、たとえば一部のキャンペーン運賃(100円とか1000円とか…)や、一部委託サイト等で販売する格安代金の場合、手荷物預け容量がゼロ(そのかわりに安い)ということも。その場合にたとえばスーツケース・キャリーを持っていったりすると現場で4000から8000円くらいの手荷物代金を取られることもありますので、あらかじめ購入したページ上で、このチケットでの預入は何KgまでがOKかを確認しておきましょう。(キャンペーン運賃で購入した場合は、そのキャンペーンのページに小さく書かれていることが多いです)

シートピッチ、機内食有無、機内エンタメの有無を確認しておく

シートピッチ

だいたいLCCの場合シートピッチが公開されています。といっても狭いか広いかしかわからず、数字はピンとこないという場合も多いのではないでしょうか。要は膝がついてしまうか、余裕があるか。個人の感想をブログなどで探したほうが感覚で理解できるかもしれませんね。シートピットは、大手フルサービスキャリア傘下のLCCの場合のほうが、機材がフルサービスキャリアのおさがりだったりして、広かったりすることも。

機内食

昼食についてはLCCの場合つかないほうが普通ですが、(LCCとフルサービスのコードシェア便の場合、フルサービス側で券を購入した人だけ昼食が出たりして、腹が減ることもあります)パン程度でもあるところもあるし、逆につかなくても飲み物か水程度は出たり、食べ物は物販販売していることもあるので、予め自分の乗る航空会社がどのようなものを出すのかチェックはしておきたいところです。(正直、韓国程度の距離であれば、乗る前にパンかおにぎり程度でも口にしておけば、我慢できます)

機内エンタメ

機内エンタメは最近はスマホ、タブレットを持ち込むとWi-Fiでコンテンツが見られるなんていうのも流行っていますが、LCCは正直「ない」ほうが大多数です。

自分で持ち込むガイドブックや、本、スマホにダウンロード済のビデオをオフラインで再生する、スマホで電子書籍を読む、あるいは寝てしまうなどしていればあっという間についてしまいますので、こちらもなくても正直困らないですが。

充電コンセントの有無はチェックしておいたほうがいい

ですが、コンセントの有無だけは調べておいたほうがいいかと思います。なぜならスマホ充電にはあったほうがありがたいからですね。ACの場合、海外汎用プラグだったりして使いづらかったりするので、できればUSBあたりの端子があるといいですよね。

ちなみにスマホ用の外付け(リチウム)予備バッテリーは、手荷物預けにはできないので、基本は機内持ち込みにする必要があります。これ案外忘れがちなので注意してくださいね。

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