大邸など地方空港の活用で、混まない・高くないGWの韓国旅行を

大邸など地方空港の活用で、混まない・高くないGWの韓国旅行を
illust(C)Dawool /123RF

韓国エアチケットはなぜ今人気なのか

GWに旅行の準備をされている方も多いかと思います。政治的にはこんな情勢ですから、逆風ではなんて思う人もいるかと思います。しかし、それでも各旅行会社の統計などを見る分には、圧倒的に日本からの渡航地では韓国ソウルが強いようです。 以下図版はJTB総研のアウトバウンド 日本人海外旅行動向より。これを見ると明確に韓国へ行く人が多いです。

実は韓国では日本旅行ブームで(理由は日本のほうが物価が安いから)普段は韓国から日本への側の「来日客」がものすごく多いので、それを理由に日本の結構な地方空港にも韓国行きの航空便が出ているわけですが、ことしのGWのような日本側の旅行需要の急激な増加があってもチケットを取りやすいのは普段の韓日旅行需要により、反対方向(日韓方向)のキャパシティが十分にあるからです。もちろん、GWは需要予測運賃のところなどはLCCでも一般航空会社なみに高くはなりますが、朝から深夜まで、それこそ韓国の会社だけでも10いかないくらいの就航(大韓・アシアナ・エアソウル・エアプサン・チェジュ航空・ティーウェイ航空・イースター航空、ジンエアー等)+日本のJAL,ANA,LCC(Peach)があるわけですから、要は(時間帯や会社、出発空港などいずれかを妥協すれば)GWの激しい需要があっても「取りやすい」=人気ということなのですね。

仁川空港が世界の「ハブ空港」で、日本からも韓国発着便に乗り換える人が多い

Photo by Jinho Jung(From Flickr)CC-BY-SA2.0 仁川空港

もう1つ、韓国の中でも、仁川(インチョン)国際空港を利用する人が特段に多い理由があります。それは仁川がハブ(中継) 空港だからということです。たとえば、東南アジアなりハワイなりヨーロッパに行くなり、羽田成田あたりから出ると結構高いんですが、とりあえず日本から仁川までのを買って、そこからソウル発のエアチケットを取ると、韓国発路線は日本のGWの影響を受けないのでかなり安い、というか相当安いんです。日本では物理的にGWのチケットが高くなっている結果、これが裏技として知られてきているということもあります(なお、日本―韓国間で機材遅延があることがあるので、中継として取る時間は余裕を持ちましょう、一旦降りてソウル辺りで焼肉でも食べたり、仁川エリアのカジノ・IRに行くという手もあります)。ハブ目的の方がいっぱいいても、相当な数の日韓路線があるので耐えられるくらいにキャパのある仁川空港ですが、GWの仁川空港路線はちょっと値上がりしそうだなと思っている人も多いでしょう。

地方都市の空港が最近人気なのは、リピーターの「穴場」狙いによるもの。混まないし、ソウルほどは高くならない

大邱国際空港外観/LERK撮影・Wikipediaより CC-BY-SA2.1

そんな人におすすめなのが、韓国の地方空港を上手に利用することです。たとえば最近日本人にも人気が出ている大邱(テグ)への路線。テグは日本で言うなら名古屋みたいな中間都市で、「混まない」のが醍醐味で、すぐに入国できると普段も人気となっています。(空港から新幹線は少し離れていますが)そこから上手に韓国新幹線のKTXなど使えばソウルにも釜山にも出ることが可能です。そういう中間的な空港路線が(ガイドブックすらあまりないのに)穴場的に人気な理由の1つは、地域的にハンデのある地方空港なのであまり高くならないということでもあるのです(ただし、最近就航の相次いでいる務安など新規就航地の場合、乗り換える交通網が少ないので注意してください)。

中間都市を始点・終点にするという考え方

たとえばあえて2度目以降のソウル・釜山であれば、テグのような中間地点から旅をスタートさせたりすると比較的余裕のある韓国旅行ができるかもしれません。ぜひ、チケットと宿を探してみましょう(当サイトではパッケージツアーは初回のみおすすめしますが、2回目以降は個人での手配旅行・またはダイナミックツアー(エアチケットと宿のみのセット)のほうが、むしろ無駄なお土産屋等によらないので安く、自在に組めるのでそちらをおすすめしています。

関連記事としては比較サイトのリンクが別記事 【韓国への格安航空券入手】航空券横断検索・比較サイトの活用でより安く旅行 にまとまってます。まずは航空券から検索してみてはいかがでしょうか。

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